ここがポイント

＜インダストリアルなしつらえと開放感がつくる、居心地のよさ＞
暮らしやすい1階LDKとされたI様邸。しかし南側には隣家が迫り、そのままでは採光も通風も不十分。そこで設けられたのが4帖半のテラスです。もともとご希望されていた空間でもあったそうで、オリジナルの木製ルーバーなど意匠の面にもこだわりが感じられます。数種類のクロスを使い分けたLDKは、インダストリアル調のインテリアが映える「カフェ風」に。たっぷりの光と風に満たされた、とても居心地のよい空間となりました。

＜階段下を利用した大容量のSIC　キッチンは回遊可能なアイランド＞
子育て真っ最中のI様邸では、収納や効率よく家事がこなせる工夫も満載。玄関にはアウトドア系のアイテムを格納するSIC（シューズインクロゼット）が。階段下の空間を使うことで敷地を最大限に活用できています。キッチンは回遊できる「アイランド」式に。行き止まりがないことで、複数の家事をこなす際でも、最短距離で行き来することができるため、子育てで忙しいＩ様にはぴったりのプランと言えるでしょう。

＜カバードポーチに「花ブロック」　下屋の屋根にも、沖縄への想い＞
外観にはI様ご夫妻の、沖縄へのこだわりが表現されています。美しいビーチを連想させるターコイズブルーの下屋、その下のカバードポーチは全天候型の多目的に使えるスペースに。意匠面のポイントはアクセントに「花ブロック」を使ったこと。さりげないお洒落がとても素敵ですね。玄関の引き戸にも、どことなくリゾートの雰囲気が漂います。