ハウスメーカーの坪単価はなぜ高い?

注文住宅を建てるときには、坪単価が気になりますよね。住宅会社を選ぶときの参考の1つになる坪単価ですが、ハウスメーカーの坪単価を高いと感じたことはありませんか?今回はハウスメーカーの坪単価がなぜ高いのかについて解説します。

ハウスメーカーの坪単価はなぜ高い?

2022/05/20

坪単価とは

住宅会社や注文住宅についてなど、住宅に関する情報を集め始めると「坪単価」という言葉を耳にするようになります。文字から何となく意味が想像できるとは思いますが、坪単価とは「1坪あたりの建築費」のことです。1坪は約3.305785㎡ですが、計算しやすくするために大方約3.3㎡で表記されます。1坪の広さは畳2枚分(2畳)で表現されることも多いため、覚えておくとイメージしやすくなります。
坪単価の計算方法は「建物の本体価格」を「建築面積」で割ることにより算出できます。

​​建物の本体価格(円)÷ 建物面積(坪) = 坪単価(円/坪)

しかし、坪単価の算出するための「建築面積」の定義には「延床面積」なのか「施工面積」なのか等、共通のルールがありません。延床面積と施工面積では、施工面積の方が広いことがほとんどです。

同じ建物の坪単価でも、延床面積で計算するより施工面積で計算した方が坪単価は低くなります。つまり、同じ間取りの家でもハウスメーカーによって坪単価の計算方法が異なるため、単純に高いか安いかの比較にはなりにくいと言えます。

坪単価の詳しい計算方法について知りたい方は、こちらの記事も併せてお読みください。→坪単価の計算方法かんたん解説!

また、同じ仕様でも建物が大きいと坪単価は安く、建物が小さいと坪単価は高くなる傾向があります。いずれにしても、住宅の比較をする際には坪単価ではなく、仕様や設備の明細が分かる詳細見積りで比較する方が良いと言えるでしょう。坪単価は、資金計画を立てる際に、最初の予算を考える目安にするくらいがちょうど良いかもしれませんね。

ハウスメーカーの坪単価について

一口にハウスメーカーと言っても、高価格帯のハウスメーカーと、ローコスト住宅を得意とするハウスメーカーがあります。前者の坪単価は90万〜100万円以上、後者は坪単価40万〜60万円くらいが多いようです。
また、各大手ハウスメーカーや工務店からも、ローコスト価格帯での商品が展開されているため、高価格帯のハウスメーカーでも一概に「すべて高い」とは言えません。また、ローコスト住宅は予め決められたプランの中から間取りや設備などを選ぶセミオーダーの場合がほとんどです。オプションを付けない最安値の坪単価を表示している可能性が高いため、オプション費用を付けると高くなってしまうこともあります。

ちなみに一般的な工務店の坪単価は、地域性にもよりますが60万円〜が相場です。概ね、大手ハウスメーカーの7割程度の金額で同じ設備の住宅が建てられると言われています。ただし、工務店は地域密着の小規模な会社が多く、請負エリアが決まっているため、遠くの現場は受けてもらえないこともあります。

何故大手ハウスメーカーの坪単価は高いのか

ローコスト住宅専門のメーカーを除き、大手と呼ばれるハウスメーカーは軒並み坪単価が高めです。大手ハウスメーカーの坪単価が高い理由は、下記の5つの費用が建築費に含まれることが1つの要因です。

1.人件費

一般的な工務店などの営業マンの年収と比べると、大手ハウスメーカーの営業マンの方が年収が高い傾向にあり、年収1,000万前後の人もそこそこいます。さらに、トップクラスになると年収2,000万前後もらう人もいるそうです。また、全国に展開するモデルハウスなどに常駐するスタッフも必要なため、人件費としてそれなりのコストが必要になってきます。

2.モデルハウスの維持費

工務店でもハウスメーカーでも、モデルハウスを展示している住宅会社は多く存在します。その中で、ハウスメーカーに関しては、ほとんどが住宅展示場にモデルハウスを出展しています。また、地域密着型の工務店と違い全国の住宅展示場に出展しており、その数は200〜300棟ほどになります。モデルハウスは建てたら終わりではなく、数年おきに最新モデルへの建て替えなども必要になります。それらのモデルハウスの維持にかかるコストも、高額になってしまうのです。

3.広告宣伝費

大手ハウスメーカーのテレビCMなどは誰もが1度は目にしたことがあるのではないでしょうか。タレントやスポーツ選手などの有名人を起用したCMだと、それだけで何百万〜何千万円という広告費がかかります。また、チラシやパンフレットなどの資料も、きちんとしたデザインや印刷物を使うため、一般的な工務店よりコストがかかっている傾向にあります。

4.値引きやキャンペーン費用

ハウスメーカーでは、よく値引きやキャンペーンなどが行われます。たとえば「先着○棟限定の特別価格」や「決算SALE特別値引き」などです。また「今月中にご契約いただくと、エアコンの工事費をサービスします」のようなセールストークもよく耳にします。
一見お得なようですが、赤字覚悟の値引きをするわけはありません。値引きをしても会社にしっかり利益が出るよう、最初から値引き分の金額が上乗せされていることがほとんどです。

5.オリジナル商品の研究開発費

ハウスメーカーは資金が豊富なため、自社のオリジナル商品の開発や、部材や設備の研究に少なからず予算をかけています。外壁やサッシ、キッチンのような設備など、そのメーカーでないと使えない特殊な商品をはじめ、そのハウスメーカー独自の工法などが強みの1つになります。しかし、研究開発にはもちろんコストはかかり、また全ての研究が成功するとは限りません。その分のコストも建築費用に上乗せされているため、ハウスメーカーの価格は総じて高くなることが多いのです。

1〜5の理由からハウスメーカーの建てる建物の本体価格は高額になりやすいと言えます。建物の本体価格が高くなれば、それに伴い坪単価も高くなります。これらの費用のほとんどは、魅力的な商品づくりのために必要な経費ではあります。しかし、必要としていない人から見れば、ただただ「ハウスメーカーの住宅は高い」と感じてしまう要因でしかないことは否めません。

お値段は高いけれど、クオリティも高い傾向にある

ハウスメーカーの坪単価が高い理由について説明しましたが、決してハウスメーカーを批判するわけではありません。
大手ハウスメーカーの家は、確かに坪単価が高く感じられますが、キッチンや浴室、トイレといった標準設備のグレードは高い傾向にあります。高断熱・高気密の住宅や、ZEHなどのエネルギーや環境に配慮した家を得意としているハウスメーカーも多く、家を建てた後に光熱費等のランニングコストを抑えられる可能性も高いです。また、RC造や鉄骨造などの独自工法を持ち、差別化を図っているハウスメーカーもあります。
さらに、大手ハウスメーカーは小さな工務店に比べると倒産の危険性が低いため、のちのちのアフターメンテナンス等、保証に関しても安心だと言えるかもしれません。初期費用は割高にはなりますが、大手ハウスメーカー独自のノウハウで建設された家は総じてクオリティも高いと言えます。自分たちが家づくりをする際、何に重きを置くかで住宅会社選びをすることが大切です。

コスパの良い家づくりならイデアホーム!

ハウスメーカーや工務店を選ぶ際に、坪単価は業者選定の1つの目安にはなりますが、決め手にするのは危険です。坪単価だけ見ると一見安く見えたとしても、住宅の本体価格に含まれるものが違ったり、施工面積で計算されていたりなどで金額が大きく変わってきます。惑わされないためには、坪単価の計算方法は統一されていないということを、きちんと理解しておくことが大切です。特にローコスト住宅を建てるハウスメーカーは、できるだけ坪単価を安く見せようとしています。比較する際は算出方法をチェックした上で比較するよう注意しましょう。

同じ性能の家を建てるなら一般的なハウスメーカーより、イデアホームの方がコスパが良いという自信があります。詳細な見積もりを出し、誠実な家づくりを行っているイデアホームでは、お金に関して「○○一式」や「坪単価○○万円!」という、大まかで無責任な説明はしていません。きちんと細かい金額の説明をした上で、大手ハウスメーカーと同様のグレードや性能を誇る住宅を、大手ハウスメーカーより安価で提供しています。
そのためイデアホームでは、同業者からも多くのご注文をいただいています。

住宅会社を選ぶときに大切なのは、坪単価の金額ではなく、その住宅に対してそれだけの金額を払うことを納得できるかどうかです。住宅会社を選ぶときは、坪単価に惑わされず、家の性能と自分たちの資金計画を照らし合わせながら選択するようにしましょう。

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