太陽光発電って本当にお得? 導入前に知っておきたいポイントを徹底解説!

住宅太陽光発電のメリット・デメリットや補助金制度、蓄電池との併用で得られる節約効果まで徹底解説!

太陽光発電って本当にお得? 導入前に知っておきたいポイントを徹底解説!

家づくりのノウハウ

2025/08/01

太陽光発電って本当にお得? 導入前に知っておきたい住宅太陽光発電のポイント

電気代の高騰や災害時の停電対策として、住宅太陽光発電システムの導入を検討する方が増えています。「電気代を少しでも抑えたい」「売電収入で家計の助けにしたい」「災害時にも安心できる住まいにしたい」そんな方に向けて、太陽光発電の基本やメリット・デメリット、補助金制度についてわかりやすくご紹介します。導入前に知っておきたいポイントを押さえて、ご自宅にとって最適な選択ができるようサポートします。

住宅用太陽光発電システムの基本

まずは、住宅太陽光発電の仕組みについてご説明します。

太陽光発電の仕組み

住宅太陽光発電は、「電気代を節約したい」「環境にやさしい暮らしをしたい」といった方々に注目されているシステムです。簡単に言うと、太陽の光を電気に変換して、家庭内で使えるようにする仕組みです。

発電した電気はそのまま使えるの?

太陽光発電のパワーコンディショナー(屋外型)(画像/adobe stock)

ソーラーパネルで発電される電気は「直流電力」のため、そのままでは家庭で使用することができません。家庭用の電化製品は「交流電力」で動くため、直流を交流に変換する「パワーコンディショナ(パワコン)」という機器が必要です。この変換システムにより、家庭内の電力を安定的かつ効率的に活用できるようになります。

余った電気はどうなるの?

家庭で使いきれなかった電気は「余剰電力」として電力会社に送ることができます。これを「売電」といい、電力会社が一定の価格で買い取ります。売電によって、太陽光発電システムの導入費用を一部回収できるため、家計の助けにもなります。

夜や停電時は太陽光発電の電気が使えない?

家庭用蓄電システム(屋内型)(画像/adobe stock)

太陽光発電は日中にしか発電できないため、「夜や停電時はどうなるの?」と不安に思う方もいるかもしれません。そんな時に役立つのが「蓄電池」です。蓄電池を設置すれば、昼間に発電した電気を貯めておき、夜間や停電時にも使用できます。近年は災害対策の一環として、家庭用蓄電池のニーズも高まっています。

太陽光パネルは屋根にしか載せられない?

実は、太陽光パネルの設置場所は屋根だけではありません。住宅の構造や敷地条件に応じて、さまざまな方法が選べます。主な設置タイプは以下の3つです。

  • 屋根設置型:もっとも一般的な方法で、既存の屋根にパネルを取り付けるタイプです。
  • 屋根一体型:屋根材と一体化したパネルを使うため、外観がスッキリするのが特徴です。
  • 地上設置型:庭や駐車場などの空きスペースに架台を設置し、パネルを設置するタイプです。

屋根に設置する場合は、屋根の形状や方角により設置枚数やプランが変わるため、住宅の設計段階から「太陽光発電の導入」について、工務店やハウスメーカーと相談しておくことが大切です。

住宅太陽光発電のメリットとデメリットとは?

住宅太陽光発電システムを導入することで得られるメリットと、検討時に知っておきたいデメリットについてご紹介します。

住宅太陽光発電を導入するメリット

まずは、住宅に太陽光発電を取り入れることで得られる主なメリットを見ていきましょう。

1. 電気代の削減と売電収入

住宅太陽光発電の大きなメリットは、電気代の節約です。日中に発電した電気を自宅で使うことで、電力会社から購入する電気を減らすことができます。とくに、電気料金が高くなる時間帯に活用することで、より効果的に節約が可能です。

さらに、使いきれなかった電気は電力会社に売ることができ、「売電収入」として家計のサポートにもなります。ただし、売電価格は年々下がってきており、近年では「自家消費率を高めること」がより重視されるようになっています。蓄電池を併用すれば、昼間に発電した電気を夜間や天候の悪い日にも使うことができ、さらに経済的なメリットが期待できます。

2. 災害時の非常用電源として使える

停電が起きても、太陽光発電があれば電気を確保できるのは安心材料のひとつです。特に「自立運転機能付きのパワーコンディショナ」があれば、昼間に発電された電気を一部活用できます。さらに蓄電池があれば、夜間や曇りの日でも照明や冷蔵庫、スマートフォンの充電などに電気を使うことができ、災害時のライフラインを守るうえで心強い存在になります。

3. 環境へのやさしさ

太陽光発電はCO₂を出さないクリーンエネルギーであり、地球温暖化の抑制にもつながります。化石燃料に頼らない持続可能なエネルギーとして、環境意識の高い方からも注目されています。住まいからできるエコな取り組みとして、地球にも家計にもやさしい選択肢です。

住宅太陽光発電を導入する際に知っておきたいデメリット

メリットがある一方で、事前に理解しておくべきデメリットもあります。導入後に後悔しないためにも、しっかり確認しておきましょう。

1. 初期費用がかかる

太陽光発電システムの導入には、ソーラーパネルやパワーコンディショナの購入費用、そして設置工事費など、一定の初期投資が必要です。自治体などの補助金制度を活用すれば負担を軽減できますが、ある程度のコストは見込んでおく必要があります。

2. メンテナンスや交換が必要

システムを長く安心して使うためには、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。特にパワーコンディショナは10〜15年ほどで交換が必要とされており、その際の費用も事前に把握しておくことが大切です。

3. 設置条件に左右される

屋根の形状や向き、近隣の建物や木の影など、設置環境によって発電効率が大きく変わることがあります。導入前には、専門家によるシミュレーションや現地調査を受けて、最適なプランを選ぶことが重要です。

住宅太陽光発電の導入費用を抑えるには?

住宅太陽光発電システムの導入には一定の初期費用がかかりますが、いくつかの方法を活用することで、費用を抑えることが可能です。ここでは、代表的な2つの方法をご紹介します。

1. 国や自治体の補助金を活用する

現在、国から「住宅太陽光発電」単体に対する補助金制度は終了していますが、「蓄電池」や「V2H(Vehicle to Home)」といった設備とのセット導入に対しては、引き続き補助金の対象となる場合があります。

▼国の補助金情報はこちら  

子育てグリーン住宅支援事業

また、地方自治体によっては独自の補助制度を設けていることもあります。例えば、イデアホームが展開する埼玉県では、「家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金」があり、太陽光発電設備や蓄電池の導入を対象に補助金が交付されます。補助金の内容や条件は自治体ごとに異なるため、お住まいの地域の最新情報を必ず確認しましょう。

▼埼玉県の補助金情報はこちら  

【令和6年度】家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金

2. 家庭用蓄電池とのセット導入で自家消費率をアップ

太陽光発電と家庭用蓄電池をセットで導入することで、昼間に発電した電気を蓄えておき、夜間や曇りの日にも使用できます。これにより、「自家消費率」が高まり、電力会社からの電気購入をさらに抑えられるため、電気代の節約効果がより大きくなります。蓄電池との組み合わせは、売電価格が下がっている今だからこそ、効率よく電気を活用するためのポイントといえるでしょう。

住宅太陽光発電でお悩みの方は、イデアホームにご相談ください

新築時に太陽光発電の導入を検討している方は、ぜひイデアホームへご相談ください。太陽光発電を効果的に活用するためには、間取りや屋根の形状を考慮した設計段階からの計画がとても重要です。また、補助金やランニングコストを踏まえて、長期的にメリットのあるプランを選ぶこともポイントです。

埼玉の工務店・イデアホームでは、以下のようなサポートをご提供しています。

  • 設計段階からの最適な太陽光発電プランのご提案
  • 高品質な施工と、保証が充実した信頼できる業者のご紹介  
  • 補助金制度や費用面での丁寧なアドバイス

新築時からしっかりと計画を立てることで、光熱費の節約や、より快適な住まいづくりにつながります。まずはお気軽にご相談ください。

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