「マンションと一戸建て」暮らすならどっち?!

これから住宅購入をするとしたら、マンションと一戸建てのどちらにすべきか……ほとんどの方が悩むのではないでしょうか。今回はマンションと一戸建てを比較して、ライフステージごとにオススメを紹介します。

「マンションと一戸建て」暮らすならどっち?!

2022/06/03

マンションと一戸建ての比較

家を購入しようと考えたときに、多くの方が悩む問題として「マンションと一戸建て、どちらが良いのか」があります。予算や好みの問題もありますが、新婚なのかファミリーなのか、シニアなのかなど、それぞれの家族構成やライフステージ・ライフプランによっても家に求めるものは異なってきます。
まずは、マンションそれぞれにどのような特徴があるのかを把握していきましょう。

家の広さについて

自宅で快適に過ごすためには、それぞれの世帯に合った広さが必要になります。狭すぎると生活しづらく、広すぎると掃除や動線などで不都合が出てきてしまいます。
家の広さの全国平均について、住宅金融支援機構が発行している「フラット35利用者調査(2021年)」によると、一戸建ての面積は 注文住宅だと37.63坪(124.4㎡/平米)です。土地付き注文住宅だと33.61坪(111.1㎡/平米)、そして建て売り住宅では30.58坪(101.1㎡/平米)という結果が出ています。
一方、分譲マンションの間取りとして、全国的に最も多いのは3LDKです。3LDKのマンションの平均的な広さは60~70平米になります。坪数で換算すると20坪前後です。予算や、エリアの違いにもよりますが、平均的に一戸建ての方が広い家に住んでいる傾向にあると言えます。ただし、マンションは基本的にワンフロアのため、階段や廊下などのスペースが不要です。無駄なスペースの少なさで考えれば、一概にマンションの方が狭いとは言えません。

快適性について

家の快適さにおいて、風通しや日当たりの良さは重要です。また、自宅ではリラックスして過ごせるよう、できるだけ静かな方がいいと思う方も多いのではないでしょうか。
一戸建ての場合、窓の向きや数、大きさなども自由に決められるため、風や日差しなどを取り込みやすくなります。例えば日中家にいることが多ければ、南向きに窓を設置すれば照明が不要なほど明るく過ごせます。寒さが苦手であれば西向きの窓があると暗くなるギリギリの時間まで日差しを取り込みやすいでしょう。ただし、向きによって昼間取り込んだ熱がなかなか抜けない、日差しが強くて床が日焼けするなどのデメリットもあるため、窓の位置や大きさを決めるときは専門家の意見を参考にしましょう。また、隣家や道路との間隔が狭いと、窓やカーテンが開けられないなどの問題が起こる可能性もあるため注意が必要です。
マンションの場合、窓の数は決まっており、下階だと部屋の向きによっては採光などが限定される可能性があります。場所によっては昼間でも暗いということもあるかもしれません。しかし、中高層マンションの場合、見晴らしがよく開放感もあります。

騒音に関しては、昨今のマンションだと気密性も高く、建物全体の防音性も高くなっています。生活音などが漏れる心配は少ないですが、それでも子供がバタバタと走り回ったりする場合、上下階への配慮が多少必要になります。その点、一戸建ての場合は子供がどれだけ走り回っても「下階に迷惑ではないか?」という心配は不要です。ただし、一戸建ては開口部が広いため、外部の音が入ってきやすく、気になる可能性があります。一戸建てでも気密性の高い家では遮音性も優れているため、騒音が気になる方は気密性について住宅会社に相談するのも良いでしょう。

設備について

最新の設備がついた住宅のチラシなどを見て、「こんな家に住んでみたいな」と憧れたことはありませんか?設備に関してはマンションも一戸建ても、さまざまな有料オプションがあるため、自分達好みのカスタマイズが可能です。
特に最近のマンションでは、人気のディスポーザーや、24時間対応のゴミ置き場などの設備も整っているところが多くなっています。ディスポーザーとは生ゴミを瞬時に粉砕しシンクに流せる設備です。そのままシンクに流せるため、ゴミ捨ての手間が省けます。これらの設備は家を清潔に保ちやすいため、大変魅力的です。
食洗機や浴室乾燥機、複層ガラスなどは元々マンションでの人気設備だったイメージがありますが、現在では一戸建てでも取り入れてあるところが多くなっています。また、ソーラーパネルや屋根裏収納などは一戸建てだからこそ付帯できる設備であり、後々リフォームなどで設備を変更したい際などは、一戸建ての方が自由度は高くなります。

安全性について

家を購入する際に最も気になることの1つが安全性です。
災害対策に関しては、マンション・一戸建てを問わず、頻発する地震に対して耐震性を気にする住宅が増えてきています。元々マンションでは構造計算が行われており、一戸建てに比べて耐震性は高く、さらに近年では免震構造や制震構造を採用する物件も増えてきました。災害発生時のための備蓄倉庫や、自家発電装置の導入なども進んでいます。
建物本体の強度などはマンションが比較的高めです。しかし、一戸建ての場合は災害が起きたときにすぐ公道に出られるため、スムーズに避難しやすくなります。高層マンションなどは停電した場合などにエレベーターが動かなかったり、混み合ったりしてしまう可能性があるため、不安に感じる方もいるでしょう。

防犯面に関しては、マンションの方がセキュリティの安心感があります。マンションでは駐車場やエントランスなどに、防犯カメラを設置してあることが多く、ほとんどがオートロックであるため、自宅の玄関だけではなく2重3重のセキュリティチェックが可能になります。また、マンションによっては管理人や警備員もいるため、安心感もあります。しかもこれらのコストは管理費に含まれるため、一世帯あたりの負担は軽くなります。
一方、一戸建てでもセキュリティは強化されてきていますが、戸締まりが必要な箇所や死角になりやすい場所など、マンションと比べると気をつける箇所は多くなります。

ご近所付き合いについて

賃貸に比べると、持ち家は長く住むことが多いため、ご近所とお付き合いする機会も生まれやすくなります。
マンションよりも一戸建ての方がご近所付き合いがありそうなイメージですが、これは土地柄や物件などにもよります。例えば、マンションでは建物を維持管理していく上で、管理組合に加入することが義務付けられています。管理組合の役員になった場合、その業務での打ち合わせなどが多いと、自然と他のマンション住民とコミュニケーションをとることになります。またファミリー層向けのマンションなど、同年代や子育て世代などが集まった場合なども、ご近所付き合いが生まれる可能性は高まります。
一戸建ての場合、一般的にはある程度の付き合いが予想されますが、隣家との距離や生活時間帯などによっては、コミュニケーションがとりづらいこともあります。また、自治体の加入は一般的には任意です。自治体に加入しない場合、地域の行事などにも参加する機会は少なく、あまりご近所付き合いをしない可能性もあります。しかし、住むエリアなどによっては自治体に加入しないと、ゴミ集積所が利用できないなどのルールもあるため注意が必要です。

ランニングコストについて

家は「買って終わり、建てて終わり」ではありません。日々の生活にもコストはかかります。また、長く快適に暮らすためには、適切なメンテナンスを行っていく必要があります。必要なコストを頭に入れておきましょう。

光熱費

一般的に、マンションはコンクリートに住居全体で蓄熱するため暖かく、暖房費が少なく済みます。しかし、近年では一戸建てでも高気密高断熱の高性能な住宅や、省エネ・創エネが可能な住宅が増えており、光熱費を抑えられるようになってきています。

管理費・修繕費

マンションを購入した場合、毎月住宅ローン以外に管理費・修繕費が必要になります。管理費は、エントランスなどの共有部分を日常管理するための費用です。修繕費は、マンション全体を修繕するために積み立てられる費用になります。管理費の相場は大体1.5万円、修繕費が5000〜1万円くらいのため、平均で月額2〜3万円くらいになります。マンションは一般的に15年~20年程度の周期で大規模修繕をします。マンション全体で毎月積み立てるため、修繕に関する急激な出費は必要ないものの、月々の負担になります。
一戸建ての場合は、修繕は個人の裁量になるため、自分のタイミングで必要な修繕だけをすることが可能です。ただし月々の費用は必要ありませんが、備えがない場合一度に高額な出費になる可能性があります。長く住めば修繕は必要になるため、普段から少しずつ積み立てておくと安心です。

駐車場代

一戸建ての場合は最初に駐車場のスペースを確保しておけば、その後駐車場代は不要です。最初、車を所有しない予定で駐車場を作らなかったが、後々車を購入したケースなどでは月極の契約が必要になる可能性があります。家を購入する前にしっかりとライフプランを検討しましょう。
マンションの場合は車を所有している限り駐車場代が必要になります。できるだけコストを抑えるには、交通アクセスの良いマンションを選び、公共交通機関を利用する方が良いかもしれません。


持ち家にかかる維持費についてはこちらの記事も参考にしてみてください→持ち家にかかる維持費について

マンションと一戸建て、それぞれどのような世帯に向いているのか

マンションと一戸建てにはそれぞれ上記で説明したような特徴があります。マンションが向いている世帯、一戸建てが向いている世帯は家族構成やライフプランによって異なります。ライフステージ別にオススメの一例を紹介します。

 独身・新婚の場合

現在独身、または新婚でまだ子供がいない世帯や、夫婦共働きの世帯などは立地の良いマンションがオススメです。交通アクセスの良い場所であれば車も不要であり、夫婦それぞれ通勤にも便利になります。また、駅の近くであれば仕事で遅くなった際なども安心です。
独身や新婚の場合で、仕事の転勤があるケースなどはそのマンションに長く住み続けるかわかりません。立地条件が良いマンションを購入していれば、その物件を賃貸として貸し出し、収入を得ることも可能です。マンションを購入する際は、投資物件としての価値を考えるといいでしょう。売却時にも高く売れる可能性があるため、住み替えにも適していると言えます。
また、新婚であればこれから先子供が生まれたり、どのように家族構成が変化するか未知数です。子供ができ、マンションが手狭になり一戸建てに住み替えたいと考えた際に、買うタイミングが遅いと定年後も住宅ローンの支払いが続いてしまいます。新婚で子供を望んでいる場合は、後々のライフプランもしっかり考え、住み替える際は支払いの期間や良い引越しのタイミングを検討することも大切です。

ファミリーの場合

小さな子供がいる場合は、一戸建てがオススメです。大きな声を出したり、元気に走り回ったりした際も、一戸建てであれば近隣への迷惑がかかりにくく、のびのびと子育てすることが可能になります。子供も大人もゆったりとした気持ちで過ごせるのではないでしょうか。
また、庭があれば一緒にガーデニングを楽しんだり、プールを出して遊んだりなど、さまざまな楽しみ方があります。昨今のコロナ禍のような、なかなか外出ができないという場合でも自宅の庭ならば安心して遊びやすいでしょう。一戸建て購入の際に子供の数がはっきりしていれば、必要な分の子供部屋も作れます。学校や習い事の送り迎えに車が必要なケースでも駐車場も確保できます。

シニアの場合

子供たちも独立し、仕事も定年退職した後となると、あまり部屋数も必要なくなってきます。2階までの上り下りが負担になり、掃除の手間を考えると使い勝手の良いワンフロアの住宅が良いと言えるでしょう。シニア層には、平家の一戸建てかマンションがオススメです。
一戸建てならば、収入が年金だけになった際も家賃が不要であり、また何かあった際の資産としても安心です。また、住み慣れた土地であればご近所との付き合い方も変えずに済みます。
マンションならば、立地条件が良い場合、不動産としての資産価値も期待ができます。ですが、マンションを購入する際はあまり高い階だと、エレベーターが利用できない際に不便なので注意しましょう。

ライフプランに合わせた家選び

マンションと一戸建て、どちらにもメリット・デメリットがあり、魅力もさまざまです。トータルでかかるコストに関しては、長く住むことを想定しているならば、どちらを選んでも大差はありません。また、世帯によって家に求めるものは異なるため、マンションと一戸建てのどちらが良い!と断言できるものでもありません。マンションと一戸建てどちらに住むかを選ぶときは、それぞれの家族のライフプランと、好みによって最適な家を選びましょう。

悩んだときにはプロに相談するのもオススメです。さまざまな不動産を扱っている住宅会社であれば、多様な視点から住宅選びのアドバイスをしてくれますよ。
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